
結婚式プロフィールムービーを作成するのに、写真がなかったら始まりませんよね。プロフィールムービーは新郎新婦の生い立ちと、出会ってから結婚するまでを写真を使って紹介しムービーに仕上げるものです。
新郎の生い立ちパート、新婦の生い立ちパート、そして2人のパートの3部構成で、写真はそれぞれ10枚~15枚用意するのが目安です。でも、その10枚を用意することができなかったら?どうすればよいのでしょうか。
今回は結婚式プロフィールムービーの作成で、用意する写真の選び方について詳しく説明していきます。
1. それぞれのパートで写真が10枚必要だという理由
まず、用意する写真の目安が10枚~15枚だという理由について見ていきましょう。最低でも10枚は欲しいということですが、これはムービー全体の上映時間が6分~8分程度だと考えて出た枚数です。
この6分~8分という時間は、一般的な結婚式プロフィールムービーの平均であり、ゲストも見ていてちょうど良いと感じられる時間だといわれています。プロフィールムービーの構成は新郎と新婦それぞれのパートと、2人のパートで合計3つ、ひとつのパートが2分前後の持ち時間となります。
その2分程度の時間で流す写真の数が10枚~15枚だと、ゲストもコメントまでちゃんと理解することができ、慌ただしくならない適当な枚数だといいます。
2. プロフィールムービーで使える写真を見極めよう
学生時代や社会人になってから撮った写真なら、デジタルで保存してあることが多く、そのままプロフィールムービーに使うことができるでしょう。しかし、子供の頃の写真など、プリントされたものが多いはず、保存状態が悪ければ傷があったり汚れているものもあると思います。
晴れの日に流すプロフィールムービーですから、そんな傷んだ写真を使うのは避けたいですよね。また、デジタルでもプリントされたものでも、ピンボケの写真は使わないようにしましょう。肝心の新郎新婦が「その他大勢」に紛れ込んでいて、全く関係のない人がメインになっているような写真もNGです。
新郎新婦の生い立ちや交際中の写真ということで、2人だけが写っているものばかり選んでしまうかもしれません。
でも、結婚式プロフィールムービーはゲストに楽しんでもらうことも大切、自分が写っている写真が流れれば、ゲストも照れながらも嬉しいはずですよ!
プロフィールムービーは新郎新婦を紹介するだけでなく、両親や家族・ゲストへの感謝を伝えるという役割もあるムービーです。ですから選ぶ写真はそんな感謝の気持ちを伝えやすいもの、エピソードが伝わりやすいものを選ぶのがおすすめです。
3. 写真が少ない!足りないかも?
最低でもひとつのパートで10枚は用意したい写真、でも滅多に写真を撮らない家庭だったり、事情があって紛失してしまったり、用意することが難しい場合もあるでしょう。また、数はあることはあるけれどピンボケだったり傷みが激しい場合も、無理にムービーにするのは避けたいところです。
ではどうすれば良いのか、新郎なら新郎の、新婦なら新婦に関連する愛用品などの写真を使うという方法もあります。例えば、野球少年だった新郎ならその時に着用していたユニフォームや愛用のバットなど、新婦なら大切にしていたぬいぐるみなど。ボロボロになった愛用の毛布などの写真には「5年生までコレがないと眠れなかった」と新郎がコメントすれば、意外な一面を見せたことで会場の笑いを誘うかもしれませんよね。
可愛がっていたペットや、家族などまわりの人たちの写真でも良いでしょう。新郎新婦本人が写っていない写真が出てくると、不自然な感じになってしまうかもしれませんが、コメントを添えることでゲストも「そういうことか!」と納得して見てくれるでしょう。
コメントは写真を説明するのではなく、その愛用品やペットとのエピソードや思い出などをコメントにしてみましょう。
そういった本人以外が写っている写真も、きれいな状態で傷や汚れがないものを、ピントが合っているものを選ぶようにします。
4.まとめ
結婚式プロフィールムービーで用意する写真は、新郎新婦の生い立ちでそれぞれ10枚~15枚ずつ、2人の出会いから現在までのパートで10枚~15枚が目安です。
必ず本人達が写っている写真でなければいけない、というわけではなく愛用品や飼っていたペット、まわりの人たちが写っている写真でもOK。でもその場合は添えるコメントを工夫して不自然にならないようにしましょう。
また、選ぶ写真は傷や汚れがなく、何が写っているのかはっきりと分かるものにします。結婚式披露宴で流すプロフィールムービーは、招待されたゲスト全員が楽しんでくれるようにつくるもの、ですから見やすく分かりやすいムービーに仕上がるように心がけることが大切。
分かりやすい写真を選び、エピソードが伝わるようなコメントをつけるようにしましょう。
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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