代わり

結婚式プロフィールムービーの代わりは他にある?

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結婚式披露宴の様々な演出がある中で、ゲストが最も楽しみにしているのはプロフィールムービーだといわれています。自分の周りで結婚式を挙げているカップルのほとんどが、披露宴でプロフィールムービーを流したという人も多いのではないでしょうか。

でも自分の披露宴ではプロフィールムービーではなく、その代わりとなる演出を選びたいという人がいておかしくはないですよね。結婚式プロフィールムービーの代わりになるものって、あるのでしょうか?

1. 披露宴で流すプロフィールムービーの役割とは

代わりを探す前に、まず披露宴で流すプロフィールムービーの役割について説明しましょう。結婚式披露宴のプロフィールムービーは、「生い立ちムービー」といわれ、新郎新婦の幼少から現在までの生い立ちと、ふたりが出会ってから結婚するまでの経緯をまとめたものです。

プロフィールムービーの構成は、

1.タイトル、オープニング
2.新郎の生い立ち(誕生~幼少期~学生時代~社会人)
3.新婦の生い立ち(誕生~幼少期~学生時代~社会人)
4.ふたりの出会いから現在まで
5.エンディング(ゲストへの感謝、今後の抱負など)

となります。

時間にして6分~8分くらいにまとめているカップルが多いようですが、5分以下の短いムービーや10分を超える大作にまとめたカップルも。

生い立ちムービーと呼ばれますが、ただ生い立ちを紹介するための写真を並べたムービーではありません。誕生から現在まで、多くの人のおかげでここまで来ることができたという、感謝を伝える役目もあるのが結婚式プロフィールムービーです。

口に出して言うのは恥ずかしい感謝の言葉も、プロフィールムービーの中では堂々と伝えることができるし、素敵なBGMに乗せればより感動的に伝わることでしょう。

2.プロフィールムービーの代わり

多くのカップルがつくる結婚式披露宴で流すプロフィールムービーですが、絶対につくって流さなければならないということはありません。何らかの理由でムービーをつくらない、つくれなくても構わないということですね。

結婚式披露宴にプロフィールムービーを流さない場合、代わりに新郎新婦の生い立ちを紹介できるものを用意しましょう。新郎新婦それぞれの、誕生から現在までの貴重な写真をまとめたアルバムを、ゲストに回覧してもらうという方法もあります。

この場合、選ぶ写真は幅広い年代が見ることを想定し、家族との思い出が詰まった幼少の頃の写真や、学生時代の部活動や楽しい旅行の思い出などを選び、ふたりで撮ったラブラブすぎる写真は控えるようにしましょう。

アルバム以外では、結婚式披露宴では欠かせない席次表を利用する方法もあります。席次表は、披露宴でゲストの席順を掲載したペーパーアイテムですが、席順の他に新郎新婦のプロフィールや、なれそめ、エピソードなどを載せておきます。

席次表は披露宴が始まる前にゲストが手にするものなので、待ち時間の間にじっくりと見てくれるでしょう。注意したいのが、席次表にプロフィールやコメントなどを入れる場合です。

席次表だけでなく、結婚式で用いるペーパーアイテムはもちろん、披露宴で流すプロフィールムービーのコメントもそうですが、いわゆる「忌み言葉」は使わないのが約束です。

別れる、離れる、切れるなどの結婚式にはふさわしくない言葉や、「まだまだ」や「ますます」などの重ね言葉は使ってはいけません。句読点も切れる、終わるという意味があることから、結婚式では使わないようにします。

3. 小規模なら直接自己紹介しても

家族に親族、友人、会社の同僚など招待する人数が多ければ難しいですが、20人くらいまでの少人数で行う結婚式ならば、ムービーをつくらなくても会場で直接自己紹介し、その場で新郎新婦との関係を紹介しても良いでしょう。

気心知れた人ばかりで少人数だから、堅苦しい式にするのは避けたい、そう考える新郎新婦ならマイクを回して自己紹介してもらうのがおすすめです。

小人数だからこそ、普通の自己紹介ではなく、もっと詳しいプロフィールや新郎新婦とのエピソード、趣味なども教えてもらうことができますね。

4.まとめ

結婚式披露宴では、必ずプロフィールムービーを流さなければならない、というわけではありません。でも、新郎新婦の生い立ちを知ってもらうためのベストな方法で、ゲストにも楽しんでもらえるのがプロフィールムービーです。

プロフィールムービーの代わりとして、新郎新婦の生い立ちを紹介できる方法はありますが、ゲストへの感謝も伝えられるプロフィールムービーに代わるものは、複数用意する必要があるかもしれませんよね。

一生に一度の結婚式、新郎新婦だけでなく家族もゲストも心に残る感動的な体験をしたいですよね。どうしても事情があってプロフィールムービーはつくれない、代わりのもので済まそうと思うかもしれません。

もし時間がなくてムービーをつくれない、新郎新婦ふたりともパソコンの知識が乏しいから無理、というのなら、プロフィールムービーを自作ではなく業者に依頼するのもおすすめです!

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