一生に一度の結婚式、新郎新婦が主役になる特別な日ですよね!
そんなときに流すプロフィールムービーや、会場で流す曲もやっぱりその日を盛り上げてくれるBGMを選びたいもの。そんな中で、ディズニーの曲を使用したい!という新郎新婦さんも多いのではないでしょうか?そこで今回は、結婚式のプロフィールムービーで、ディズニーのBGMを使いたい!という人のために見てほしい注意点をご紹介していきます!
1.やっぱり無敵!ディズニーのBGM
ディズニーのBGMは聞いているだけでテンションがあがってくる曲がたくさんあります。
こんな雰囲気の中でプロフィールムービーも流せたらとてもうれしいですよね。
そんなディズニーの曲には、歌が入っているものと、そうでないものがあります。
ディズニーのBGMというと、どうしても「歌詞が入っているもの」を想像しがちですが、じつは「歌が入っていないもの」、もたくさんあるんですよ!
「歌無し」ディズニーのBGMは、「結婚式でディズニーの曲が流したい」「でも、いい歳して少し恥ずかしい…」と悩んでいる人にはぴったりのBGMです!
ディズニーの曲を「歌無し」でさりげなく取り入れることで、ディズニーのハッピー感はそのままに、少し大人っぽい雰囲気を演出できるBGMになるんですよ!
とくに結婚式の最初に流されることの多いプロフィールムービーで、ディズニーの曲を使用することで、その式全体を盛り上げることもできます。
2.ディズニーのBGMをプロフィールムービーで使用したい。何を気を付けるべき?
さて、ではプロフィールムービーでディズニーのBGMを使用したい!と思った場合、私たちはどんなことに気を付けるべきなのでしょうか?
ここで、一番気を付けなければならないのが「著作権」の問題です。
近年では特に、結婚式場での音楽利用に伴う著作権申請は非常に厳しいものとなってきています。
特に、ディズニーに関しては著作権の申請について非常に厳しいことで有名です。
著作権の一括代行をとりおこなっているISUMでも、1万5000曲のラインナップの中にはディズニーのものはほとんど入っていません…。
一般社団法人音楽特定利用促進機構(ISUM)
したがって、まず結婚式のプロフィールムービーで使用したいディズニーの楽曲が見つかった場合は、ISUMのデータベースでチェックしてみて、見つからなければまたほかのものを検索するという作業が必要になります。
また、どうしても使用したい楽曲がある場合は思い切って業者に相談してみることもオススメします。
個人的に申請が難しかったとしても、業者からレコード会社に掛け合ってくれることもできますし、映像作成業者の中には、ディズニーから公式的にディズニーの曲の使用を認められている映像業者もあるようです。
3.それでもディズニーの曲が流したい!そんな時の対処法をご紹介!
正直なところ、ディズニーの有名どころの曲を結婚式会場で流すことは非常に難しいです。
特にプロフィールムービーに関しては、複製権の申請をしなければならないため、その壁はさらに厚いといっても過言ではありません。
それでも、結婚式でディズニーの曲を流したい!という熱い思いがある方には試してほしい方法をご紹介したいと思います。
1.ISUMではなくJASRACでも検索をかけてみよう
ISUMはブライダルに特化した曲を集めた、著作権、複製権の一括申請をすることのできる機関であるため、そこで取り扱っている曲数は年々増えているとはいえ、かなり限定的ということができます。
そのため、JASRACのデータベースでも音楽の使用許可の検索をかけてみることをお勧めします。
一般社団法人 日本音楽著作権協会(JASRAC)
ディズニー管轄の曲はなかなか見つけることができませんが、「アラン・メンケン」など、ディズニーの楽曲を多く手掛けているアーティストの楽曲申請が可能となっています。そこから、ディズニーでも使用されている楽曲を探すということも、一つの方法と言えます。ただし追加の使用料が必要になることは念頭に置かなければいけません。
2.ディズニーのカバー曲を検索してみよう!
数々の名曲を生み出してきたディズニーの曲。それをカバーしている楽曲も多くあります。その楽曲が著作権申請が可能な場合もあるため、ぜひチェックしてみることをお勧めします。
カバー曲には、オルゴールバージョンや、オーケストラバージョン、歌手が歌っているものなど様々です。使用できるものを一つ一つチェックする中で使用できる楽曲がみつかるかもしれません。
4.おすすめのディズニーBGMをご紹介
ここでは、著作権申請ができる可能性の高いディズニーBGMをご紹介したいと思います。
こちらは、あの有名な「リトルマーメイド」の楽曲「part of your world」です!ディズニーシーのアトラクションでも流れているほど有名なこの曲は、「アランメンケン」とJASRACで検索すると申請可能枠で出てきます。
こちらもアラン・メンケンが手掛けた楽曲。映画「美女と野獣」の曲の中で使用されている名曲「beauty and the beast」です。運命で結ばれた二人が、一緒にダンスを踊る最高にロマンティックなシーンで流れていて、結婚式にぴったりですね。
こちらは「魔法にかけられて」の「ever ever after」という楽曲。ディズニーらしく明るくポップな曲調が印象的ですね!
以上の楽曲はISUMでは登録されていませんが、JASRACのデータベースである「Jwid」で検索すると使用申請が可能な楽曲として出てくる曲です。もちろん、詳しくは結婚式会場に問い合わせてみて相談してみましょう。追加の使用料が必要な場合もあります。
上の楽曲は一部なので、ぜひ様々なBGMを探してみてくださいね。
5.まとめ
結婚式での音楽使用における著作権の問題は、年々厳しくなっているといわれています。
プロフィールムービーを作った後に結婚式場から「それは流せません」とNGを出されてしまうこともあるんだとか…。
そういったことにならないためにも、しっかりとチェックをしてスムーズに準備を進めていきたいですよね!
特にディズニーの曲は、著作権に関して厳しいことが今回の記事で理解いただけたと思います!
JASRACにたずねてみましたら検索結果に出てくる曲は、使用できるの確認と、使用できるとしても、かなり費用が発生するので余裕をもって申請することが必要とのことです。
こだわりがあって、どうしても使用したい場合は、式場の担当者とJASRACに相談されることをおすすめいたします。
無音で作成した動画を準備して、タイミングを合わせて市販のディズニーの楽曲を再生することは問題ありません。
式場の協力が必要ですが、それならば複製にはならないので可能とのことです。ぜひ、式場と相談しながら進めていくようにしましょう!
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