うれしかったこと、感動したこと、心が揺れたこと、様々なシーンを切り取った写真の数々でつづる結婚式のプロフィールムービー。新郎新婦ふたりの生い立ちや出会いなどを紹介し、親族やゲストにこれまでの感謝を伝えることができます。
でもどんなに素敵な写真を披露しても、コメントがなければムービーは面白みに欠けてしまうし、感動を呼ぶことも難しいかもしれません。感謝を伝え感動してもらえる、プロフィールムービーのふたりパートのコメントづくり、紹介したいと思います。
1.ここがポイント!ふたりパートのメッセージコメント
結婚式のプロフィールムービーは、まず新郎パートの生い立ちから始まって、次は新婦パートの生い立ち、そしてふたりのパートへとつながります。ふたりのパートでは、次のように時系列でまとめていきましょう。
1.出会いのきっかけ
高校や大学の集合写真や、会社の旅行、イベントなど出会った頃の写真にコメントを入れましょう。何枚か似たような写真を見せた後で、特別な一枚に出会ったきっかけのコメントを入れても。
2.印象
お互いを意識し始めたふたり、その時に感じた相手の印象をコメントにしてみましょう。良い印象だけではなく、最悪だったけどその後なぜか変化していった、というコメントも。
3.ふたりの共通の趣味
ふたりで楽しんでいる様子がわかるようなコメント、趣味に夢中になっている相手へのコメントなど。
4.エピソード
仲の良いふたりの写真を映しながらも、実はこんな危機があった、乗り越えたなどのエピソードをストーリー仕立てでコメントにしても良いです。
2.写真の説明のみはNG!気持ちや状況がわかるコメントを
写真を説明するだけのコメントは、見ていてもつまらないもの。その時の気持ちや「実は・・・」という裏話を盛り込んでも良いでしょう。
高校や大学時代、社会人になってからなど、出会いのきっかけになった写真を披露する時のコメント例です。出会ったけれどまだ交際していなかった時の写真なら、「つきあう前はお互い眼中になかった?」「実は ずっと気になっていた」「この時ただの先輩・後輩が まさかこうなるとは」など、これから始まる予感がするコメントを入れても。
出会って最初の頃はふたりとも意識していなかったなら、写真に写るふたりの距離は離れているところから始まり、徐々に距離が近くなるように。そしてコメントもどんどん親しくなっていくような様子をあらわしても。
ふたりのパートだからといって、ずっとふたりで写っている写真だけではなく、ひとりで写っている写真に迷いや悩みがあったことなどもコメントにしても。その後、結婚にたどり着くまでをドラマのようなストーリー仕立てにしても面白いでしょう。ストーリーを持たせるのなら、写真は背景程度の役割にとどめ、次の展開が気になるようなコメントを考えましょう。
写真を選んでからストーリーを考え、コメントを付けるよりも、まずストーリーを持たせたコメントを考えてから、写真を当てはめるようにすると上手くいきます。
3.ふたりからゲストへのメッセージコメント
ふたりのデート写真ばかりでは、仲の良さは分かってもいい加減飽きてしまうし、ゲストに共感してもらったり感動させることはできません。結婚式のプロフィールムービーは、式に出席してくれたゲストにこれまでのお礼を伝えるという役目もあります。
また、ふたりの今後の予定や暮らしの抱負なども伝え、これからの人生を夫婦ともに歩んでいくという決意をあらわすことも大切。どんなメッセージコメントにすればいいのか、例を挙げてみましょう。
・家族やゲストへのお礼のコメント
「ふたりが結ばれめでたく結婚できたのも みんなのおかげです」
「みんなの支えがあったから ふたりでここまで来られました」
「今までほんとうにありがとう そしてこれからもふたりをよろしく」
「今日の幸せはみんなからの贈り物 一生大切にします」
・今後のふたりの予定、抱負のコメント
「未熟なふたりですが 今後ともどうぞよろしくお願いします」
「元気と笑顔がいっぱいの 楽しい家庭をふたりで築いていきます」
「近くのお越しの際はぜひ寄って行ってください」
4.まとめ
今やプロフィールムービーは結婚式披露宴になくてはならないもの、ゲストに新郎新婦を詳しく紹介したり、招かれたすべての人への感謝を伝える役割もあります。使用する写真を選ぶのは比較的簡単でも、そこにつけるコメントには苦労することもあるようです。
ふたりパートのコメントには、出会いから今日までの歩みが分かるようなストーリー仕立てにするのも良いアイディア。時系列にまとめれば分かりやすく、ドラマのようにどんな展開になるのか、ゲストにも楽しんでもらえるでしょう。
写真を説明するだけの日記のようなコメントにならないよう、そこに写っているふたりの感情をあらわしたり、家族やゲストへの感謝の気持ちを伝えられるようなコメントを考えてみましょう。
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