
プロフィールムービーの一般的な長さは「5〜8分」です。しかし、写真を集めてみると、5分もムービーを作れないということも珍しくありません。景色の写真ばかりで、お二人のツーショットが少ないという方も多いのです。
そこで、今回は短めのプロフィールムービーの作り方のポイントについてご紹介していきます。思い出はたくさんあるけど、写真として収めてこなかったという新郎新婦様も参考にしてみてくださいね。
1.そもそもプロフィールムービーってなに?
「プロフィールムービー」とは、新郎新婦様がお色直しをしている最中に、ゲストに見てもらう「お二人の生い立ちと出会い」を映像にしたものです。プロフィールムービーを制作する意味は、大きく分けて2つあります。
お二人の「人となり」と「出会い」を知ってもらう
1つ目は、お二人の「人となり」と「出会い」をゲストに知ってもらうことです。例えば、新郎様側のゲストは、新婦様のことを良く知りません。そこでプロフィールムービーで新婦様の生い立ちを紹介することで、新婦様の人となりを深く知ることができます。
また、プロフィールムービーを見ることで、新郎新婦様がどうやって出会ったのかなどの、二人の出会いについて知ることができます。ゲストの中には、久しぶりに会う友人や親戚の方もいらっしゃるでしょう。そういった方達にも、お二人の出会いや馴れ初めを知ってもらうことで、より祝福のムードが盛り上がるはずです。
このように、新郎新婦様の人となりや出会いを、ゲストに知ってもらう意味でもプロフィールムービーは伝統的な文化として続けられています。
家族との思い出の振り返り
2つ目は、ご両親に向けて特別な感謝の気持ちを表すことです。もちろん、招いている全てのゲストに、普段の感謝の気持ちを伝えることも結婚式を行う意味と言えます。
しかし、プロフィールムービーではお二人の生い立ちパートで、これまでの人生の写真をご両親に見てもらうことになります。そこで、「こんなこともあったな」「懐かしいな」と感じてもらえると、感動的なプロフィールムービーに仕上がるはずです。
プロフィールムービーには、お二人のことを知ってもらう以外に、ご両親がこれまでお二人と過ごしてきた思い出を振り返る時間でもあるのです。この2つの意味を念頭に置きながら、プロフィールムービーを制作しましょう。
2.短めのプロフィールムービーを作りたいなら?
冒頭でもご紹介しましたが、プロフィールムービーの一般的な長さは「5〜8分」と言われています。また、プロフィールムービーの構成は「新郎生い立ち」「新婦生い立ち」「二人の出会い」の3部構成が基本です。
しかし、「生い立ちやお二人の出会いにあてる写真があまりない」「あんまり小さい頃の写真は見せたくない…」など、さまざまな理由でプロフィールムービーを短く制作したいという方も珍しくはありません。
もしも、プロフィールムービーを短めに制作することをお考えの方は、プロフィールムービーの各パートで使用する写真の枚数を減らしましょう。
写真を減らすと、ムービーの中で急に時が進んだように違和感を感じる場合があります。その際には、さらっとコメントでカバーしていきましょう。コメントをうまく利用し、写真をつなげていくことで短くても違和感のないプロフィールムービーに仕上がります。
ここで注意したいのが、コメントの長さ。コメントで説明しすぎて、1行が長くなってしまうと、ゲストがコメントを読み終わらないうちに映像が進んでしまいます。これでは、伝えたい内容も伝わりません。
コメントを入れる際には、「1行を20文字程度」に抑えましょう。
また、短めのプロフィールムービーを作るなら、BGMは1曲で仕上げるのがおすすめです。写真の枚数が少なく短めにプロフィールムービーを作るのに、2曲も3曲も無理やり詰め込む必要はありません。
お気に入りの1曲だけに絞ると、まとまりが良いプロフィールムービーになるでしょう。さらに、最初はスローテンポで、サビで盛り上がるような曲調のBGMを選ぶと、より感動的なプロフィールムービーに仕上がるはずです。
3.まとめ
今回は、プロフィールムービーを短く制作したい方に向けて、その方法についてご紹介しました。本記事のポイントは以下の通りです。
・プロフィールムービーの意味は「お二人の人となりと出会いを知ってもらう」だけではなく、「ご両親にこれまでの思い出を振り返ってもらう」ことも含まれている
・短いプロフィールムービーを作りたいななら、写真の枚数を減らして1曲に収めよう
・コメントでしっかりフォローすれば、時代が飛んでしまう違和感はない
・コメントは1行に20文字程度にする
「載せる写真があまりない」など短いプロフィールムービーを作りたい理由は様々ですが、どのプロフィールムービーもしっかりと新郎新婦様が伝えたい気持ちを込めていれば、ゲストにその気持ちが届くはずです。
素敵なプロフィールムービーを制作してくださいね。
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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