結婚式の演出の中で、ゲストが最も楽しみにしているというプロフィールムービー、結婚式披露宴には欠かせないものになりましたよね。だからこそプロフィールムービーに力を入れるカップルも多いはず、でもいざ自分たちで作ろうとすると、迷ったり悩んだりすることも。
今回はプロフィールムービーの上映時間について、5分にまとめる場合の構成やおさえておきたいポイントについて解説していきます。
1.プロフィールムービーの構成について
まずプロフィールムービーの構成について説明します。プロフィールムービーは結婚式の主役である新郎新婦の生い立ち、ふたりの出会いから結婚に至るまでを紹介するムービーです。
新郎の生い立ち、新婦の生い立ち、新郎新婦の出会いから結婚に至るまでの3つのパートに分けるのが一般的で、それぞれのパートに使う写真は10枚~15枚程度です。写真にはコメントを付けますが、写真を説明するのではなく撮影した時のエピソードや、一緒に写っている家族やゲストへの感謝を伝えることもできます。
プロフィールムービーは何分にまとめるのか、それは決まりがあるわけではありません。プロフィールムービーをつくる新郎新婦が決めることなのですが、一般的には5分~8分くらいでまとめることが多いようです。
2.プロフィールムービーの最適な時間は?
5分~8分といわれても、ちょっと幅がありますよね。結婚式披露宴は演出が盛りだくさんだと、プロフィールムービーに使える時間も限られてきます。
結婚式披露宴でプロフィールムービーを上映した人の多くが、時間は約5分だったと答えているので、5分のムービーにするのがまとめやすいのかもしれません。
ムービーをつくるのが初めてなら、5分間でも結構手間取るものです。
また、プロフィールムービーを上映するのは、新郎新婦のお色直しのために中座している時になります。
親族やゲストは、その時間内にプロフィールムービーを見るだけでなく、料理を食べたり他の席に挨拶に回ったりすることも多いので、あまり長い時間上映するのは避けたいところです。
ダラダラと同じような写真が続き、大きな音でBGMが流れ続けているのは、ゲストにとってストレスを感じることになるかもしれません。小さなお子さんなら、ぐずってしまうこともあるでしょう。
実際に5分くらいならゲストも飽きずに見ることができるそうなので、5分を目安にしてプロフィールムービーをつくってみましょう。5分なんて短すぎる!と思うかもしれませんが、じっくりと写真を選びコメントを考え素敵なBGMをつけたら、内容の濃い思い出に残るムービーをつくることができますよ。
3.プロフィールムービーを5分にまとめた場合の構成
プロフィールムービーを5分でまとめる場合、どのような構成にしたら良いのでしょうか。一般的にムービーで紹介する順番は、まず新郎の生い立ちパート、次に新婦の生い立ちパート、最後がふたりのパートになります。
5分間のプロフィールムービーの場合、使う写真は40枚くらいが目安になり、写真1枚につき7秒くらい時間をとることができますね。これよりも写真が多いと、5分では次々と写真が変わりゲストがついていけなくなる恐れがあります。コメントも入れるのですから、ゲストがちゃんと読めて理解できるようにするためにも、写真は多すぎないようにしましょう。
40枚使うとして、新郎の生い立ちパート・新婦の生い立ちパート・ふたりのパート、それぞれ10枚~15枚が目安になります。時間の配分は、ふたりのパートよりもそれぞれの生い立ちを紹介するパートの方を長めに取るのが一般的。
例として、新郎新婦の生い立ちパートで3分、ふたりのパートで2分などですが、新郎と新婦の生い立ちはどちらかが極端に長い、短いというのは不自然なので、同じくらいの時間にしましょう。
また、プロフィールムービーにはBGMも欠かせません。ムービーの雰囲気や、新郎新婦のキャラクターに合うBGMを選びましょう。
5分間のムービーなら短いので、BGMが変わりすぎると落ち着きません。使うのは1曲か2曲にするのがおすすめです。
1曲なら最初から終わりまで同じ曲になりますが、2曲の場合は新郎の生い立ちパートと新婦の生い立ちパートで1曲、ふたりパートで1曲を選ぶのが一般的です。
4.まとめ
結婚式のプロフィールムービーを、5分にまとめる場合の構成やおさえておきたいポイントについて説明しました。5分という時間は、結婚式のプロフィールムービーでは無難な長さであり、多くのカップルが5分を目安にしてムービーをつくっているといいます。
結婚式のプロフィールムービーは、新郎新婦のお色直しの間に上演されるものですから、食事をしたり挨拶に回るゲストに配慮して、長すぎないようにまとめるのも大切です。
5分という上映時間なら、新郎新婦の生い立ちとなれそめを十分に紹介することもできるし、ゲストが飽きずに楽しんでもらうことができる、ベストな長さといえるでしょう
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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