
「プロフィールムービーの各パートはどのくらいの時間?」「どうやって写真の枚数を決める?」など、プロフィールムービーを手作りする新郎新婦様には悩みがたくさんありますよね。
写真1枚あたりに振り当てられる時間は、「約9秒」がちょうど良いと言われています。これをもとに、今回は具体例も交えて時間配分についてご紹介していきます。
これから、プロフィールムービーを手作りする新郎新婦様は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
1.プロフィールムービーの一般的な構成は?
結婚式で使用するプロフィールムービーの一般的な構成は、「新郎生い立ち」「新婦生い立ち」「お二人の出会い」の3部構成となっています。この構成の最初と最後に、感謝の気持ちや挨拶文を入れるのが基本です。
新郎新婦様の生い立ちパートでは、友人には「こんな時代もあったんだ」と知らなかった自分を知ってもらい、親族には「懐かしいな」と思い出を振り返ってもらえるような写真を選びましょう。
また、お二人の出会いパートでは、二人の馴れ初めが分かる写真や幸せな写真を選ぶと良いですよ。お二人の結婚式に招いているゲストは、お二人がどのように出会って、どのように結婚に至ったのかが気になるはずです。
しかし、写真の枚数が多すぎると1枚に振り当てられる時間が短くなり、ゆったりとゲストが見ることができません。ゲストには、写真を見てコメントを読んで理解する時間が必要です。
基本的に、1枚の写真に対して「約9秒間」振り当てます。少し長いと感じる方もいるかもしれません。しかし実際には、写真が映像の中でフェードイン・フェードアウトする時間を抜けば、画面に静止している時間は約7秒前後となります。
結婚式には、ご高齢の方も多くいらっしゃいますので、少しゆっくりだなと感じる程度を目安に作ると良いでしょう。
2.プロフィールムービーの時間配分の具体例!
プロフィールムービーの一般的な長さは「5〜8分」です。そこで2パターンに分けて、時間配分をみていきましょう。
【プロフィールムービーの上映時間が先に決まっている場合】
まず、式場からプロフィールムービーの上映時間をあらかじめ決められていたり、使いたい曲がすでに決まっていてムービーの長さが決まっている場合について具体例を見ていきます。
ここでは、プロフィールムービーは「7分」と決められているとします。それをパートごとに時間配分すると下記のようになります。
(具体例)
・オープニング(あいさつ)…約30秒
・新郎生い立ち…約2分
・新婦生い立ち…約2分
・二人の出会い…約2分
・エンディング(あいさつ)…約30秒
そこで、先にご説明した通り、写真1枚につき約9秒の設定でムービーを制作していくとします。
(具体例)全体「420秒(7分)」÷1枚あたりの表示時間「9秒」=46.66…
この計算では、プロフィールムービーで準備しなくてはいけない写真の枚数は「約46枚」ということが分かりますね。
【使いたい写真が先に決まっている場合】
今度は、写真をすでに準備している場合で計算してみましょう。例えば、小さい頃の写真や友人と撮った写真など、合計50枚を先に準備していたとします。
(具体例)
写真の合計「50枚」×1枚あたりの表示時間「9秒」=450秒(7分30秒)
この計算では、プロフィールムービーの上映時間が7分30秒になりますね。どちらのパターンでも、注意すべき点があります。それは、「コメントの長さ」です。
1枚の写真に対して9秒しか上映されないのに、長文のコメントを入れてしまうと、ゲストが読み終えないうちに画面が切り替わってしまいます。そうすると、本当に伝えたいことも伝わらず、印象に残らないプロフィールムービーになってしまうでしょう。
コメントを挿入する際には、1行を20文字程度に収める意識をしてください。それくらいの文字数ならば、9秒間でコメントも読んでじっくり写真を見ることもできます。
3.まとめ
今回は、プロフィールムービーを作る際の時間配分についてご紹介してきました。本記事のポイントは以下の通りです。
・プロフィールムービーの長さは「5〜8分」
・1枚の写真が表示される時間は、「約9秒」がちょうど良い
・コメント挿入時には、「1行20文字程度」を意識する
・使用する写真の枚数は「約45〜50枚」が目安
これらのポイントをしっかりと押さえて、素敵なプロフィールムービーを制作してくださいね。
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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