プロフィールムービーを上映するタイミングによって、会場内の雰囲気や演出効果が変わることをご存知でしょうか。
プロフィールムービーを自作することにこだわっている新郎新婦も、上映タイミングまで考えていなかったということは少なくありません。
今回は、披露宴で流すプロフィールムービーの上映タイミングやプロフィールムービーの意味についてご説明しましょう。
1. 披露宴で流すプロフィールムービーについて
最近の披露宴ではプロフィールムービーを流すことが定番になってきましたね。
そもそもプロフィールムービーにはどのような意味があるのでしょうか。
【プロフィールムービーの意味】
プロフィールムービーとは、新郎新婦の生い立ちや二人の出会いから結婚までの道のりを写真とBGMを組み合わせて映像にしたものです。
プロフィールムービーを上映しゲストに見てもらうことで、新郎新婦のこれまでの人生をより深く知ってもらうことができます。
「どのような友人がいて青春時代に何をしてきたのか」「新郎新婦の出会いや結婚に至るまでの道のり」などを紹介することが目的です。
例えば、新婦の友人ゲストは新郎のことを深く知らないという方が多いでしょう。「自分の大切な友人（新婦）がどのような人（新郎）と結婚するのか」という疑問を解決するためにもプロフィールムービーは最適です。
そして、新郎新婦の両親に向けての意味もあります。新郎新婦の生い立ちを写真や感動的なBGMに乗せることで、「こんな思い出もあったよな」「小さい頃はパパが大好きだったのにな」などと思い出を振り返る時間になります。
さらに、最近では食事を楽しみゲストへの趣向としてプロフィールムービーを取り入れる新郎新婦もいます。
ムービーが上映されている間は歓談をする方もほとんどいません。
食事を楽しみに披露宴に参加している方も多いですから、そのようなゲストに対してプロフィールムービーをゆっくりと見てもらいながら静かに食事を楽しんでもらうこともできます。
2. プロフィールムービーを上映するタイミングは？
プロフィールムービーを上映するタイミングは様々です。どのような雰囲気の披露宴にしたいのかによっても上映するタイミングは異なってきます。
一般的な披露宴で最も多い上映タイミングは、「新郎新婦が中座している時」と「新婦が感謝の手紙を読む前」です。
この2つの上映タイミングにはどのような効果があるのでしょうか。
以下で詳しく見ていきます。
1.新郎新婦が中座している時
プロフィールムービーを上映するタイミングで多いのが「新郎新婦の中座」の時です。
披露宴でドレスを2着以上着る方は、披露宴の途中で「中座（ちゅうざ）」と言って一旦席を外しドレスを着替える時間があります。
「お色直し」とも呼ばれているものです。新郎新婦が中座をしている間、20〜30分程度、会場内はゲストとスタッフのみになります。
多くの場合、新郎新婦の両親がゲストのテーブルを回り挨拶をしていますが、披露宴の主役である新郎新婦が長い間席を外しているのも良くありません。
そこで、新郎新婦が中座をしている間に会場内でプロフィールムービーを上映することで「新郎新婦の代役」の効果があります。
新郎新婦の生い立ちや二人の出会いを知り、会場内が温かい雰囲気になったところで改めて新郎新婦が再入場してくるのが基本的な流れです。
2.感謝の手紙の前
新婦が感謝の手紙を読み前にプロフィールムービーを流すのも人気となっています。
プロフィールムービーで新郎新婦の幼い頃の思い出を振り返り、大人になって巣立つという流れを演出し会場内が感動の空気になっている時に、続けて新婦が感謝の手紙を読むという流れは非常に感動的なシーンになることでしょう。
「あれだけ小さかった娘が結婚する」という両親の寂しくも嬉しい感情が会場内に広がり、会場全体が涙に包まれるかもしれません。
「心に残る感動的な披露宴にしたい」と考えている新郎新婦におすすめの上映タイミングです。
3.まとめ
今回は、プロフィールムービーの上映タイミングについてご紹介してきました。
一般的には、「新郎新婦が中座をしている最中」か「新婦が感謝の手紙を読む前」にプロフィールムービーを上映することが多いですが、あまり厳密なルールはありません。
新郎新婦が入場する披露宴の始まりのタイミングで上映したいという新郎新婦もいます。二人で良く話し合い、どのような演出をしたいかを決めてからプロフィールムービーの上映タイミングを考えてみましょう。
ピタラボ（pitalabo）コラム監修
「結婚式ムービー専門サイト ピタラボ（pitalabo）」、youbtubeチャンネル「pitalabo ピタラボ 結婚式ムービー制作会社」、ライン公式アカウント「pitalabo（ピタラボ）」を運営。