贈るメッセージが感動を呼ぶ、プロフィールムービーを手紙風に！

結婚式披露宴の演出のひとつに、花嫁から両親への手紙がありますよね。近しい関係だからこそ、口に出して言うことをためらってしまう感謝の言葉、気持ちを、手紙にして読み上げます。

結婚式プロフィールムービーも、そんな手紙と同じように両親へ普段言えない感謝を伝えることもできます。

それならプロフィールムービーも「手紙」ふうにしてみたら？きっと、ゲストもほのぼのとした気持ちなり、両親だけでなく会場全体が感動に包まれるのではないでしょうか。

結婚式プロフィールムービーを手紙風に！どのようにつくればいいのか、見ていきましょう！

1. 手紙を意識したプロフィールムービーに

手紙を意識したプロフィールムービーにするためには、どんなタイミングで「手紙」を用いると効果的なのでしょうか。結婚式披露宴で読み上げる手紙は、両親への感謝、育てて見守ってくれたことへの感謝を伝えるのが一番の目的ですよね。

ムービーの冒頭で、いきなり感謝の気持ちをつづった手紙を出すのではなく、新郎新婦の生い立ちを紹介する写真を流した後に、写真に添えたコメントとはちょっと趣を変えた、手紙によるコメントも流してみましょう。

新郎新婦が書いた手紙を写真にするのですが、ちょっと改まった手紙風のひとことにするのがポイント。実際に手書きした文字で感謝を伝えれば、両親もより感動してくれるはずですよ。

2. 二人の物語の最後に手紙文を

結婚式プロフィールムービーを、ストーリー仕立てにするとゲストもワクワクするし、より楽しんでもらうことができますよね。

生い立ちや二人が出会って結婚するまでを、二人の物語として構成し、その物語の最後に両親にあてた手紙文を紹介するのはいかがでしょうか。

ここまで大切に育ててくれたことへの感謝、これからは二人で仲良く人生を歩んでいくことの決意などを書いた手紙を写真にし、ムービーが静かに終わります。

しっとりした感動的なBGMを選べば、両親や家族だけでなくゲストももらい泣きしてしまうのでは？

実際に手紙を声に出して読むのも感動的ですが、結構恥ずかしい、照れくさいと感じてしまう人も多いのではないでしょうか。

泣き出して声が詰まってしまい、上手に読めないこともあるかもしれません。

プロフィールムービーでなら、しっかりと感謝の気持ちを伝えられる「手紙」をムービー上で読むことができ、両親もじっくりと娘・息子の気持ちを受け止めやすいですよね。

3. BGMに「手紙」の楽曲を利用する

結婚式プロフィールムービーは、写真とその写真につけるコメント、そしてBGMでつくり上げられます。

BGM選びは、新郎新婦のキャラクターに合わせたものや、ムービーの雰囲気に合ったものを選ぶのが効果的。「手紙」を使ったプロフィールムービーなら、「手紙」の楽曲を使うのもおすすめです。

手紙に関する楽曲の中には、そのまま結婚式に使えるような内容の歌詞の曲もあります。結婚式の定番ソング、プロフィールムービーでもよく使われるのがこの曲です。

・「手紙～愛するあなたへ～」

藤田麻衣子手紙風のプロフィールムービーに、これほどピッタリな曲はないでしょう。歌詞の内容が、披露宴で花嫁が両親に向けて読む手紙！新婦から父親への想い、母親への想いと、これまでの感謝を伝え、永遠の愛を伝えるといった内容です。歌詞だけでなく、メロディもしっとりと感動的、泣かせるために選んだの？と両親が思ってしまうかも。

・「言葉にできない」

小田和正この曲も結婚式では定番の曲、新婦が両親への手紙を読むシーンでもよく使われます。某生命保険会社のCMで長年流されて続けているので、日本人なら誰もが一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。しあわせな瞬間というフォトコンテストに応募された作品から選ばれた、ほのぼのとした写真が使われるCMで流れる曲。それらの写真は家族のしあわせな瞬間もたくさん写っているし、「あなたに会えてほんとうによかった」という歌詞も結婚式にピッタリです。

・「手紙」back number

タイトルから手紙に関する曲だというのはすぐわかります。生い立ちを紹介するムービーにピッタリ、両親に大切に育てられ大人になったことへの感謝をつづった内容です。CMソングにも起用された曲で、美しいメロディのバラードなので、両親や年配のゲストにも心地よく響くでしょう。

4.まとめ

結婚式プロフィールムービーを「手紙」風にすることで、一般的なスライドショーのムービーよりも感動的に仕上げることができます。

新郎新婦が両親に贈る手紙だけでも感動を呼びますが、さらに手紙に関する楽曲をBGMに使うことで、より効果的になるでしょう。

もし親との関係がこれまであまりうまくいっていなかったなら、こんなプロフィールムービーの手紙が関係修復のきっかけになってくれるかも。

「ありがとう」という言葉は、短い一言なのに、照れくさくて言えないことも多いですよね。今まで言いたかったけど言えなかったたくさんの「ありがとう」、ギュッと凝縮して手紙に込めるのもありです。