結婚式の披露宴ではプロフィールムービーを流します。プロフィールムービーには、「新郎の生い立ち」「新婦の生い立ち」「二人の出会い」という3つのパートがあります。
結婚式の披露宴は普段、感謝の気持ちを伝えられない両親に対して、思い出を共有する貴重なイベントです。
家族だけでなく、友人や上司などのゲストにも「こんな生い立ちと出会いがあったんだ」と知ってもらえる機会にもなります。
主催する側としては、一人でも多くの人に感動して帰ってもらいたいと考えるはずです。
今回は、プロフィールムービーの構成について知っておくべきことをご説明していきます。
1. コメントは見やすさと分かりやすさが大切!
コメント(文字のこと)を出すときにもっとも重要なのは、コメントの見やすさと分かりやすさです。
結婚式の披露宴会場は、大人数がスクリーンを見るため、コメントのサイズと表示のさせ方に十分注意してください。
コメントの表示のさせ方でやってはいけない例は、バウンドしながらフェードインしたり、ぐるぐる回転したりすることです。
たしかに、特徴のある表示方法であれば目線を集められますが、何が書いてあるのかをゲストが理解できない可能性があります。
人によっては、毎回うるさいコメント表示にいらいらする場合もあるので、シンプルなものにしましょう。
また、写真に付け加えてコメントを表示されるときは、写真がきちんと見える位置にテロップを表示させるべきです。
また、コメントの内容にも気を配りましょう。ゲストの方に知ってもらいたい情報をコメントにすることが第一の目的です。
だから、写真を見てわかることをわざわざコメントにする必要はありません。写真に関連する情報を具体的にかつ意外性を含むコメントにした方がよいです。
さらに、プロフィールムービーでは挨拶や締めの言葉をコメントにして表示させる場合もあります。
どのような言葉にすればよいか悩んでいるならば、こちらも参考にしてください。
2. 感動させたいならプロフィールムービーをヒストリーにしよう!
家族や親戚、友人の結婚式の披露宴でプロフィールムービーを何度か見たことがある人は、似たような内容が多いなと感じたことがあるため、「自分はオリジナリティあふれるプロフィールムービーをつくりたい!」という要望があると思います。
そんな要望を叶えるためにオススメな方法は、ヒストリーとしてのプロフィールムービーを作ることです。
新郎新婦の成長過程を感動と山あり谷ありのエピソードがわかるように演出します。
新郎新婦それぞれ起こる出来事は異なっていることが多いですので、年齢別にどんなことがあったと思い出を共有してからプロフィールムービーを作成した方がよいです。
もし、新郎新婦が同じタイミングで同じ経験をしていたものがあれば、運命の赤い糸でつながっていたというエピソードにもなります。
二人の出会いのパートでは、付き合うきっかけから結婚の決め手までを紹介し、途中にはケンカがあって別れそうだった場面もあれば使いましょう。
注意点としては、たしかに順風満帆ではなかったが、今は幸せに過ごしているというパターンは感動しますが、困難や不幸を入れすぎるのは避けた方がよいです。
また、新郎新婦どちらかに写真の数が偏りすぎないようにしましょう。もし、プロフィールムービーに特別感を出したい!と考えているならば、ゲストや家族、友人も楽しめるように意識して作るのが最も効果的です。
参考記事:プロフィールムービーを二人のヒストリーとして構成してみよう!
3. プロフィールムービーの表紙(タイトル)は重要な役割をはたす
一般的なプロフィールムービーの始まりには、表紙がつけられています。
表紙はプロフィールムービーの最初にくるので、ゲストの注目が最も高いです。表紙の良し悪しで後の内容が変わってくるといっても過言ではありません。
表紙につけるコメントは、これからプロフィールムービーがはじまると誰からも理解ができるようにしましょう。
ダメな例としては、だらだらと長いフレーズを使ったり、一般の人が理解できないような英語を使うことです。よい表紙は、新郎新婦のお名前や結婚式の日付、結婚式パーティーにようこそ!などのメッセージがあります。
4.まとめ
今回は、プロフィールムービーの構成についてご紹介してきました。
コメントはシンプルで分かりやすく、ヒストリーとしてプロフィールムービーを作成する、表紙は重要な役割を果たすことを意識しておきましょう。
エンディングでは、わざわざ足を運んでくれたゲストの方へお礼の言葉を忘れないようにしましょう。
一生懸命夫婦でプロフィールムービーを作成していくことになりますが、何年後かに子どもができたとき、一緒に振り返りながら見るという最高のプレゼントにも代わります!
すてきなプロフィールムービーを作り上げ、一生の思い出となる結婚式の披露宴になりますように!
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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