プロフィールムービーを自作するときの画面比率は？【16:9と4:3】

現代の結婚式では、プロフィールムービーを自作される新郎新婦様も珍しくありません。そこで、写真の枚数やムービー・コメントの長さなどにこだわって作って、いざ上映してみたら「写真やコメントが歪んだり見切れたりしてしまった」という方もいらっしゃるでしょう。

ムービーには、画面に映し出す際の「画面比率」があります。これを正しく作らなければ、映像に不備が生じてしまい作り直しになるケースも。今回は、プロフィールムービーを自作する際の画面比率についてご紹介します。

1. 16:9？4:3？プロフィールムービーの画面比率について

プロフィールムービーを自作する方で、式場から「画面の比率は16:9にしてください」などの指示を受ける方も多いかもしれません。

プロフィールムービーなどの画面比率とは、「アスペクト比」ともいい、プロフィールムービーを映し出す画面やプロジェクターの縦横比のことです。

画面比率には「16:9」と「4:3」の2種類があります。これは、見たままの通り「16:9（横：縦）」と「4:3（横：縦）」という意味です。

現代の家庭にあるテレビ画面の比率は、多くの場合16:9のワイド画面で作られています。しかし、昔主流であったブラウン管テレビなどは4:３で作られていました。

そこで考えなくてはならないのが、結婚式場で使用しているプロジェクターなどの画面比率についてです。多くの式場は、古いタイプのプロジェクターやブラウン管テレビなどを通して、新郎新婦様が自作してきたプロフィールムービーを流しています。

もちろん、16:9の画面比率を使用している式場もありますが、4:3の画面比率のままの式場もあり混在している状況です。

それを知らずにプロフィールムービーを自作してしまうと、本番の数日前に試しで上映した時に映像がうまく映し出されずに、修正作業が発生してしまうでしょう。

プロフィールムービーなどの画面比率は、そう簡単には修正することができません。結婚式当日が迫ってきている忙しい中、映像の修正に追われてしまう方もいます。

そのため、プロフィールムービーを自作する方は必ず式場に画面比率を確認しておくと良いでしょう。

2. 画面比率が違うと映像の見え方はどう変わる？

ここで、2種類の画面比率がどう見えるのかについてご説明します。

・16:9…横16・縦9の比率は「横長（ワイド）」に見える
・4:3…横4・縦3の比率は「ほぼ正方形」に見える

2種類の画面比率は、上記のように人の視覚に映ります。現在のテレビの比率が多くの場合16:9になっているのは、大きく見せる効果があるからでしょう。

もしも、式場の画面比率と異なる比率で、プロフィールムービーを自作して上映してしまうと「写真が歪む」「写真やコメントの端が切れる」などの現象が起きてしまいます。

せっかく頑張って自作したプロフィールムービーが、歪んでしまったり見切れてしまったりしたら台無しです。

そうならないためにも、あらかじめ式場に画面比率を確認しておきましょう。

3.まとめ

今回は、プロフィールムービーを自作する時に重要な「画面比率」についてご説明してきました。本記事のポイントは以下の通りです。

・画面比率には「16:9」と「4:3」の2種類ある
・式場がどちらの比率を使用しているのか確認しておく必要がある
・異なる比率で映像を作った場合、写真が歪んだり見切れたりしてしまう

これらのことを念頭に置き、素敵なプロフィールムービーを作ってくださいね。