結婚式ではプロフィールムービーを流します。プロフィールムービーは「新郎の生い立ち」「新婦の生い立ち」「二人の出会い」の3つのパートに構成されています。
プロフィールムービーの役割は、両親やゲストの方へ感謝の気持ちを伝えることです。また、プロフィールムービーが流されるタイミングは、お色直し中なので、トイレや化粧直しをする人もいます。
プロフィールムービーは写真をつなぎ合わせることで新郎の生い立ちと二人の出会いを表現します。写真の隅には状況を説明するコメントを付け加えるのが一般的です。
今回はこの写真やプロフィールムービーのオープニング、エンディングにつけるコメントについて注意すべきポイントをご紹介します。
これからプロフィールムービーをつくる新郎新婦は、ぜひ参考にしてください。
1. やってはダメ!避けたいコメントパターン
プロフィールムービーをつくるときにやってしまいがちなNGな例として、伝えたい内容が多すぎるあまり、コメントが長くなってしまうことです。
コメントが長いといけない理由の1つとして、ゲストがコメントを読み切る時間が足りないからです。
コメントの文字数の上限はどれくらいなのかは、結論20文字前後になります。
人が1秒間で読める文字数はたった4文字であると言われていますが、プロフィールムービーで使う写真1枚あたり表示できる時間が、せいぜい6~8秒しかありません。(プロフィールムービー全体の長さによって多少変わります)
さらに写真とコメントを同じタイミングで表示させずに、まずは写真全体に集中してもらい、その後コメントを読んで写真の内容を理解してもらう必要があります。
他のダメなコメントパターンは、句読点を入れることや忌み言葉、終止符を打つことです。句読点は文章を誤解せずに理解してもらうためには不可欠ですが、「切る」「別れる」という意味を連想させるので、結婚式で流すプロフィールムービーには適切ではありません。
使うべきでない忌み言葉と終止符についての詳細は下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
参考記事:プロフィールムービーのコメント注意点は3つ!短めがコツ
2. プロフィールムービーのオープニングでおススメなコメント例
プロフィールムービーのコメントは写真の内容を解説する以外に、プロフィールムービーのオープニングでも使います。
これからプロフィールムービーが始まるという合図を見てくださっているゲストへ伝える必要があるのです。
いきなり新郎新婦の生い立ちを紹介する写真から入ってしまうと、戸惑ってしまいます。とはいえ、どんなコメントがプロフィールムービーのオープニングにふさわしいのか分からないと感じる人が多いです。
下記におススメなコメントの例を挙げましたので、参考にしてください。
・「本日は大変ご多用の中 私達の結婚式披露宴にご参列いただき 誠にありがとうございます」
・「本日は私達の為にお集まりいただき 本当にありがとうございます 感謝の気持ちを込めて 二人のなれそめをご紹介いたします」
・「大切な皆様への感謝の気持ちをこめて・・・」
3つに共通しているのは、ゲストに対しての感謝を伝える内容が含まれている点です。プロフィールムービーのオープニングは、ゲストの注目がもっとも集まりやすいので、失礼のないコメントにしましょう。
参考記事:結婚式プロフィールムービー、おすすめメッセージとマナー
3.「新郎の生い立ち」のパートでおススメなコメントは?
新郎の生い立ちのパートでは、幼少期から高校生までの性格の変化を表すコメントがおススメです。
また、友人との間柄をコメントにすることもあります。変にかっこつけずに、ありのままの自分をゲストに紹介しましょう。
きっと、両親も素直に感謝を伝えてくれるだけでうれしいでしょう。具体的なおススメのコメント例とBGM、曲例を下記の記事でご紹介しています。
参考記事:プロフィールムービー!感動の新郎パートコメント例&BGM
4. プロフィールムービーのエンディングでおススメなコメント例
エンディングのコメントには、周りに対して結婚できたことについての感謝と残りの結婚式披露宴を楽しんでくださいという気づかいが必要です。
下記におススメなコメントの例を挙げましたので、参考にしてください。
・「本日は 二人のためにお集まりいただき本当にありがとうございます この後もぜひ楽しい時間をお過ごしください」
・「未熟な二人ですが 力を合わせて笑顔の絶えない家庭を築いていきます」
・「皆様のおかげで今日という一日をむかえることができました この後の時間もごゆっくりお過ごしください」
参考記事:プロフィールムービーのラストコメントでかっこよく締めるコツ!
5.まとめ
プロフィールムービーをつくるときに、コメントはとても大切な役割を果たすことを理解していただきました。
もっとも大切なのは、両親とゲストへ感謝を伝えることです。マナーやきまりが多いですが、少しづつ覚えていき、縁起が良く失礼のないプロフィールムービーを仕上げていきましょう。
ステキなプロフィールムービーを完成させ、思い出に残る結婚式披露宴になるといいですね。
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ピタラボ(pitalabo)コラム監修
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